知識は諸刃の剣…【不妊治療】 [独り言]
ども
久し振りに「新明解国語辞典」に目を通しました
と言うのも…
中2が辞書片手に英語の勉強をしてました
おっちゃんと自分で調べてるんか
え…でも…載ってないです
はぁ~んなわけあるかい
っていうやりとりをして辞書を奪い取ってみると…
それは某が職場に持ち込んだ「ドイツ語辞典」でした
んなもん載ってるわけないやろぉ~
ったく…
英語の辞書とドイツ語の辞書の区別も付かないなんて…
どんだけ注意力散漫なんだよ
学生の時に「話せたら格好いいから」って
後付けの理由を無理矢理捻り出して
消去法で残った第二外国語の履修科目
あんだけ勉強したつもりで「優」と取ったにも関わらず…
今覚えてるのは
イッヒ・リーベ・ドイチェ.
しかないわ
なんなんだよ
女性名詞とか男性名詞とか中性名詞とか
名詞の性によって冠詞が違うとか
んなもん…覚えられっかぁ~
って…散々愚痴りました
その時に愛用していた辞書を
生徒への興味を刺激すればと思って持ち込んだんですが…
まさか…
英語の辞書と間違われて開かれているとは
そんなこんながあって…
某自身…あんだけ絶賛してた新明解国語辞典を
最近忙しさにかまけて見てないなぁ~
ってふと思い…
久し振りに「読む」ために目を通した次第です
ああ(副):「あのよう(に)」の口語形
「いつもああだから困ってしまう」
RC[← reinforced concrete]:鉄筋コンクリート
愛育:愛情を持って子供を育てること
合縁奇縁:環境・性格の違う者同士が,ふとした事から親しくなり,あるいは夫婦となり親友となって一生変わらないこと
相方:(1)(A)漫才をする相棒[一方を「突っこみ」,一方を「ぼけ」という]
(B)遊興の相手の遊女など
(2)(A)[歌舞伎などで]芝居のせりふの間に入れる三味線
(B)脳の謡の囃子方
相子:どちらも優劣の無いこと。勝負なし「これで相子だ」
「ああ」っていざ意味を説明しろって言われると難しし
「RC」なんて「RemoteController」しか思いつかないし
「合縁奇縁」なんて字面では意味を間違えそうだし
「相方」の使い方なんて「ここ」では思いっきり某は間違ってますし
ジャンケンの「あ~いこで…しょっ」のかけ声に感じがあるなんて思ってもみなかったし
いや~やぱし辞書は勉強になりますねぇ~
今手元にある「新明解国語辞典第四版」は
1989年に発行された奴なので…
かれこれ28年使い続けてます
書斎には「第七版」がありますけどね
これは…辞書の必要に迫られて買った
っていうよりも…
コレクション目的で購入したって感じですかね
さて…
大枚叩いて買ったニッパーが折れた
っていう記事以外は…
何かとテンション上がる記事の方を多く投稿してますが…
同じような境遇の人は居るはず…
その人たちの心労を少しでも軽くすることが出来れば…
と思って今回取り上げることにしました
ま…いわば「傷の舐め合い」に加担する側なんですが
こればっかりは「同じ境遇」になってみないと
分からないことだと思うんで…
数ヶ月前のネット記事で…
「マタハラ」の誤用かと思うモノを目にしました
今となってはうろ覚えですが…
電車内だかなんだかで
「妊婦がお腹をさすりながら幸せそうな笑顔になるのはマタハラだ」
っていう内容だったような気がします
マタハラ(マタニティハラスメント)ってのは元々…
妊娠出産をする際に
理解を示さない「男性・上司」が「女性」にするもの
だったはずなのに…
時代と共に人々の価値観もねじ曲げられてしまったのか…
「逆マタハラ」なんて言葉も飛び出して
女性が女性に嫌がらせをするのだとか…
一昔前に「マタニティマーク」がどうたらこうたらってんで
ネット上で賛否両論が巻き起こったとか起こらなかったとか
妊婦さんが主となるblogで
「優先座席」を題材に妊娠中の体験を記事にアップすれば
「妊婦は(座席に座る)努力(乗車率が少ない普通に乗るなど)をしてない」
「妊婦は図々しい…満員電車が辛いのは妊婦だけではない…」
「電車で座れないのが嫌ならマイカーを買えばどうか?」
などなど…
自分本位で…弱者を労るとか守るとかいう感覚も持ち合わせていない
人間としてクズでカスな奴が匿名性を理由に
あたかも正論かのようにコメント欄にわざわざ入力する
そんな奴には絶対になりたくない
僻む嫉むもしたくない
そう思い続けてきていますが…
「羨ましく」思えてしまい
「なんで自分らには…」と思ってしまいます
ニュースを見る度に…
生後間もない子に虐待をして逮捕…
虐待の末死に至らしめて逮捕…
こんなニュースに触れる度に
望むところには出来ないで
育てる覚悟も持てない奴のところには出来るんだ
という思いになってしまいます
身近なところでも…
出産のために産婦人科へ入ったにも関わらず
旦那側の親へは連絡も入れず
産後に孫の顔を見に行こうとする親を
時間指定でしか会おうとせず
周りが「2人目も欲しいねぇ~」って談笑してる傍から
「もういやっ!」と語気を強めて新妻が拒否し
退院後も産休の新妻はほぼなにもせず
働き続けてる旦那が夜泣きの世話とかして疲労困憊…
なんていう情報も耳に入ってきたりすると
なんで育てる意志や覚悟が無いところには出来て
覚悟も夢も皆で共有した上で欲しいと思う自分には出来ないのか
って思ってしまいます
この感情は「僻みや妬み」なんでしょうか…
子育てに励んでる母子を見かけたりすると
可愛いなぁ~
いいなぁ~
欲しいなぁ~
とは思いますが…
某の前で幸せそうにしやがって
って感情から敵意を抱くようなことはありません
ただ…
統計上は表に出ないようですが…
日本人の年間死亡率では
1位「癌」…2位「中絶」…3位「心疾患」…
なんていう情報もあるようです
中には「死因の1位が中絶」なんて記事もチラホラ
1位か2位かとかを拘るのではなく
そう言われる状況になるほど
相当数の中絶が行われていることの方が
某にしてみれば腑に落ちないところです…
語弊を恐れず言葉を選ばずいえば…
そんな簡単に子が出来るのに何故ウチには出来ない
そんな感覚さえも抱いてしまいます
ここまできて…
今回の記事は「2部構成」にしようとも思いましたが
こんな滅入るようなネタは長引かせたくないので
このまま一気に綴ってしまおうと思います
つい先日には「一筋の光明が射した」と
明るい話題として取り上げましたが…
その日から今までの間にも
ネタとして取り上げないだけで
「不妊治療」は継続していました…
クラインフェルターという事実を突き付けられ
それが「無精子症」の原因だという事実も突き付けられ
状況を打破すべく受けた「顕微鏡下精巣内精子採取術」
この手術で採取できた精子は
「人工授精8回分」
隣接する産婦人科にて「体外受精の上限は8回」
と決めているらしく
その上限回数分は採取できた訳です
次に嫁さんが「ホルモン注射」と「点鼻薬」にて
卵子を作れぇ~
排卵するなぁ~
っていう矛盾する状況を薬の力を借りて作り出し
「採卵」して「顕微授精」へを進みました
執刀医?主治医?の判断では
エコーで見る限り大きく成長しているので
一般的には生理開始日から○日目に採卵するんですが
△日目(上記○日より1~2日早め)に採卵しましょう
と言われてしたがったものの…
いざ採卵してみたら
採卵できた10個の内成熟してるのは1個
未成熟で使い物にならないのが3個
未成熟ながら培養して可能性がありそうなのが6個…
この時点で…
あんだけ痛い…しんどい思いしたのに
「1個」しか成熟してないなんて…
こんなんだったらちゃんと
「○日目」で採卵した方が良かったんじゃ
折角手術して精子は採取できたのに…
って相当凹まされたようです
唯一の救いは「成熟卵が1個採れた」という事実…
培養した上で「2個を受精」させ…
数日後にその結果を聞くも
「卵割が途中で止まり退化」し始めてきたので培養終了
という悲痛な結果に終わりました
1回目の採卵で成功するのは3割…
その中には入れなかった訳か…
それが精一杯の納得する為の拠り所です
そりゃ…
3回目…4回目…7回目でやっと成功した
っていう記事も散見するので
「1回目で諦めないで…」
なんて声を掛けられますが
「上限8回分」ってのも無視できないところです…
某の精子は8個の容器に分けて保存されているわけですが
1回の受精で1個ずつ使う
とも限らないようです
精子は「温度変化」に弱いところがあるので
常温から「凍結温度」に一回下げられ…
受精の際には凍結温度から「常温」に上げられることで
2回の温度変化を経た精子の生存率は
3~50%などと言われています
その中でも「活きが良いもの」を選んで受精させるわけですが
対象となる卵子(成熟した卵子)が複数ある場合は
1回の体外受精で「2個以上の精子」を使う場合もあるようです
現状では「1回に1個」しか使っていませんが
今後「あと7回挑戦できる」とは限らないのです
「回数が減る」というリスクが常に存在するわけです
「もう一度顕微鏡下精巣内精子採取術受けたら良いやん」
なんていう感覚を抱かれようなもんなら
「はぁ状況分かって言うてんのかボケッ」
としか思えません…
「採取できそうな部分全てにメスを入れた結果8回分確保できた」
わけで「もう次は無い」っていうのが
某の置かれている状況です
それにもう一つ立ちはだかる壁が
費用面です
諦めないでもう一回挑戦したら…
って励ますつもりで散々声かけして貰いましたが…
1回目の体外受精が終わった段階で
100万以上の治療費が掛かっています
去年だけで診察と「精索静脈瘤」の手術で約20万円
今年に入ってからも
「顕微鏡下精巣内精子採取術」の手術で約33万円
採取できた精子の保存料と手数料として約8万円
採卵に至るまでに投与する薬剤代として約3万円
採卵手術費用と受精卵の培養などで約36万円…
これとは別にその都度前後で診察も受けているので
ざっと100万以上もの大金を短期間に費やしたことになります
この状況を知った上でも
「あと7回は頑張れるやん」
って台詞が言えるのはよっぽどのお馬鹿ですな
当事者にしてみれば…
やりたくても出来ない
ってのが現状です
ましてや…
何十万と捻出して…
尚且つ痛い思いを何日間も繰り返して
結果が伴わない状況を簡単に受け入れられますか?
努力が足りないからや…
んなもん努力云々で何とかなるもんちゃうやろ
2回目の体外受精…
はい…約40万
どこにそんな大金有るんだよ
またあの痛い思いをしなければならないのか
んで…また結果が出なかったらどうすんだよ
遣り切れなさや臆する気持ちは
理解するつもりは味わえて貰えたとしても
共有して貰うことは叶わないと思います
少しでも理解して貰えるだけ有り難いことなんですけどね…
不妊治療の「ふ」の字と縁の無いことが
どれほど羨ましいことか
「無い物ねだり」で欲呆けているのかも知れませんが
動物としての本能である
「自分の遺伝子を残す」
ってことすら簡単に叶わない某からすれば…
「愛育」が出来ない奴が子を授かるってのは
なんでやねん
としか思えないです
「普通」ってなんなんですかね…
こんなもん「相対的に見て多数派」ってだけで
それが必ずしも「正しい」とは限りませんやん
加えて「自己都合」による誇張表現も混じった
子供が使う伝家の宝刀「みんなそやもん」ってのも
「まやかしの多数派」であって「正しい」とは限りまへんやん
「普通≒当たり前」なんていう感覚でも使われますけど
それすら「相対的」な判断によるもので
「絶対的に正しい」とは限りまへんがな
でも…
とは言え…
目に入る殆どの夫婦が出来ていることが
出来ないこの辛さ…歯がゆさ…やりきれなさ…
「当たり前のことが普通に出来ない」
ってのはその当事者になってみないと
分かって貰えないでしょうね
逆に…
某と同じように「顕微鏡下精巣内精子採取術」を受けたけど
精子を採取できなかったと言う人の気持ちは
某自身ある程度理解することは出来ても
その人と同じ感覚には成れないでしょうし
その人からすれば某の結果は疎ましく思えることでしょう
だからといって…
某より恵まれている人に対して
「噛みつこう」とは基本思いません
ムカつく切っ掛けのセンサーは
感度良好になってしまうかも知れませんが
そのセンサーが反応したとしたら
自ら距離を取って関わらないようにするだけです
我が子に躑躅の蜜の吸い方を教えてたら
喜んで幾つも公園の躑躅を摘んで吸ってました
なんて記事を上げたら
公園にあるモノは公共物だから器物損壊だ
って謎めいた正義を振りかざして
噛みつくようなことはしません
こんな奴は「人間として馬鹿」としか思えないので
そんな人間と「同じ側」には立ちたくありません
皆一様に何かと悩み事なり腑に落ちない事なり
ストレスを抱えたり嫌気が差したりすることがあるかと思いますが
色んなことを細分化して
その一つを断片的にでも引き合いに出して
某の境遇と比べて貰うことで
あ…この部分はまだ自分の方がマシか…
って思えて貰えて…
少しでも気持ちを楽にして頂くことが出来れば幸いです
過去記事の最後にも加えましたが…
今回の記事内容に関しても
「同情」して貰うつもりは一切ありません
まさに…
同情するなら金をくれっ
って感じです
ただ…
なにもしないで手をこまねいて…
あぁ~だこぉ~だと責任転嫁したり
僻んだり嫉んだりばっかりしてると
某の根性自体が腐って人間的に糞になりそうなので
最後まで思いっきり抗ってやります
まずは…
最近カーテンレール上のスペースに祀った
「なんちゃって神棚」に挨拶しまくることから始めてます
子授・安産の御利益で有名な「梅宮大社」のお札も祀ってありますからね
次に…
「子宝」の社を巡りますか
「授かり飴」も入手済みなので舐めますか
まだまだ抗う術は一杯あるどぉ~
無神論者を返上するつもりはありませんけど
そして…
今ある「普通」の事に細かく目を向けてみてください
四肢満足にある…指が5本ある…
家がある…電気が使える…
学校に通える…勉強することが出来る…
水が飲める…おやつがある…
ご飯が食べられる…話す相手が居る…
喧嘩する相手が居る…寝るところがある…
趣味に勤しめる…働ける…
親が居る…子供が居る…
そして…今を生きていられる…
数多の当たり前のことが満たされない人も居るのです
当たり前になるとその状況なり対象に
感謝の念を抱くことすら忘れてしまうと思います
当たり前のことがどれだけ有り難いことか…
当たり前が当たり前で無くなってから気付いても遅いんです
今ある当たり前や普通と感じていることに感謝して下さい
当たり前のことに目が向けられなかったり
普通のことに感謝が出来なかったりすると
隣の芝生が青く見えて僻みや妬みを抱いたり
今の状況に不満を抱いたりして
精一杯頑張ることに背を向けてしまいがちです
特別なことに感謝するのは切っ掛けがあるから簡単です
切っ掛けが無いことにも目を向けてホッとして
感謝してみて下さい
如何に幸せが身近なところにあるか気づけるはずです
幸せセンサーの感度は良好ですか?
では今回はこの辺で
久し振りに「新明解国語辞典」に目を通しました
と言うのも…
中2が辞書片手に英語の勉強をしてました
おっちゃんと自分で調べてるんか
え…でも…載ってないです
はぁ~んなわけあるかい
っていうやりとりをして辞書を奪い取ってみると…
それは某が職場に持ち込んだ「ドイツ語辞典」でした
んなもん載ってるわけないやろぉ~
ったく…
英語の辞書とドイツ語の辞書の区別も付かないなんて…
どんだけ注意力散漫なんだよ
学生の時に「話せたら格好いいから」って
後付けの理由を無理矢理捻り出して
消去法で残った第二外国語の履修科目
あんだけ勉強したつもりで「優」と取ったにも関わらず…
今覚えてるのは
イッヒ・リーベ・ドイチェ.
しかないわ
なんなんだよ
女性名詞とか男性名詞とか中性名詞とか
名詞の性によって冠詞が違うとか
んなもん…覚えられっかぁ~
って…散々愚痴りました
その時に愛用していた辞書を
生徒への興味を刺激すればと思って持ち込んだんですが…
まさか…
英語の辞書と間違われて開かれているとは
そんなこんながあって…
某自身…あんだけ絶賛してた新明解国語辞典を
最近忙しさにかまけて見てないなぁ~
ってふと思い…
久し振りに「読む」ために目を通した次第です
ああ(副):「あのよう(に)」の口語形
「いつもああだから困ってしまう」
RC[← reinforced concrete]:鉄筋コンクリート
愛育:愛情を持って子供を育てること
合縁奇縁:環境・性格の違う者同士が,ふとした事から親しくなり,あるいは夫婦となり親友となって一生変わらないこと
相方:(1)(A)漫才をする相棒[一方を「突っこみ」,一方を「ぼけ」という]
(B)遊興の相手の遊女など
(2)(A)[歌舞伎などで]芝居のせりふの間に入れる三味線
(B)脳の謡の囃子方
相子:どちらも優劣の無いこと。勝負なし「これで相子だ」
「ああ」っていざ意味を説明しろって言われると難しし
「RC」なんて「RemoteController」しか思いつかないし
「合縁奇縁」なんて字面では意味を間違えそうだし
「相方」の使い方なんて「ここ」では思いっきり某は間違ってますし
ジャンケンの「あ~いこで…しょっ」のかけ声に感じがあるなんて思ってもみなかったし
いや~やぱし辞書は勉強になりますねぇ~
今手元にある「新明解国語辞典第四版」は
1989年に発行された奴なので…
かれこれ28年使い続けてます
書斎には「第七版」がありますけどね
これは…辞書の必要に迫られて買った
っていうよりも…
コレクション目的で購入したって感じですかね
さて…
大枚叩いて買ったニッパーが折れた
っていう記事以外は…
何かとテンション上がる記事の方を多く投稿してますが…
同じような境遇の人は居るはず…
その人たちの心労を少しでも軽くすることが出来れば…
と思って今回取り上げることにしました
ま…いわば「傷の舐め合い」に加担する側なんですが
こればっかりは「同じ境遇」になってみないと
分からないことだと思うんで…
数ヶ月前のネット記事で…
「マタハラ」の誤用かと思うモノを目にしました
今となってはうろ覚えですが…
電車内だかなんだかで
「妊婦がお腹をさすりながら幸せそうな笑顔になるのはマタハラだ」
っていう内容だったような気がします
マタハラ(マタニティハラスメント)ってのは元々…
妊娠出産をする際に
理解を示さない「男性・上司」が「女性」にするもの
だったはずなのに…
時代と共に人々の価値観もねじ曲げられてしまったのか…
「逆マタハラ」なんて言葉も飛び出して
女性が女性に嫌がらせをするのだとか…
一昔前に「マタニティマーク」がどうたらこうたらってんで
ネット上で賛否両論が巻き起こったとか起こらなかったとか
妊婦さんが主となるblogで
「優先座席」を題材に妊娠中の体験を記事にアップすれば
「妊婦は(座席に座る)努力(乗車率が少ない普通に乗るなど)をしてない」
「妊婦は図々しい…満員電車が辛いのは妊婦だけではない…」
「電車で座れないのが嫌ならマイカーを買えばどうか?」
などなど…
自分本位で…弱者を労るとか守るとかいう感覚も持ち合わせていない
人間としてクズでカスな奴が匿名性を理由に
あたかも正論かのようにコメント欄にわざわざ入力する
そんな奴には絶対になりたくない
僻む嫉むもしたくない
そう思い続けてきていますが…
「羨ましく」思えてしまい
「なんで自分らには…」と思ってしまいます
ニュースを見る度に…
生後間もない子に虐待をして逮捕…
虐待の末死に至らしめて逮捕…
こんなニュースに触れる度に
望むところには出来ないで
育てる覚悟も持てない奴のところには出来るんだ
という思いになってしまいます
身近なところでも…
出産のために産婦人科へ入ったにも関わらず
旦那側の親へは連絡も入れず
産後に孫の顔を見に行こうとする親を
時間指定でしか会おうとせず
周りが「2人目も欲しいねぇ~」って談笑してる傍から
「もういやっ!」と語気を強めて新妻が拒否し
退院後も産休の新妻はほぼなにもせず
働き続けてる旦那が夜泣きの世話とかして疲労困憊…
なんていう情報も耳に入ってきたりすると
なんで育てる意志や覚悟が無いところには出来て
覚悟も夢も皆で共有した上で欲しいと思う自分には出来ないのか
って思ってしまいます
この感情は「僻みや妬み」なんでしょうか…
子育てに励んでる母子を見かけたりすると
可愛いなぁ~
いいなぁ~
欲しいなぁ~
とは思いますが…
某の前で幸せそうにしやがって
って感情から敵意を抱くようなことはありません
ただ…
統計上は表に出ないようですが…
日本人の年間死亡率では
1位「癌」…2位「中絶」…3位「心疾患」…
なんていう情報もあるようです
中には「死因の1位が中絶」なんて記事もチラホラ
1位か2位かとかを拘るのではなく
そう言われる状況になるほど
相当数の中絶が行われていることの方が
某にしてみれば腑に落ちないところです…
語弊を恐れず言葉を選ばずいえば…
そんな簡単に子が出来るのに何故ウチには出来ない
そんな感覚さえも抱いてしまいます
ここまできて…
今回の記事は「2部構成」にしようとも思いましたが
こんな滅入るようなネタは長引かせたくないので
このまま一気に綴ってしまおうと思います
つい先日には「一筋の光明が射した」と
明るい話題として取り上げましたが…
その日から今までの間にも
ネタとして取り上げないだけで
「不妊治療」は継続していました…
クラインフェルターという事実を突き付けられ
それが「無精子症」の原因だという事実も突き付けられ
状況を打破すべく受けた「顕微鏡下精巣内精子採取術」
この手術で採取できた精子は
「人工授精8回分」
隣接する産婦人科にて「体外受精の上限は8回」
と決めているらしく
その上限回数分は採取できた訳です
次に嫁さんが「ホルモン注射」と「点鼻薬」にて
卵子を作れぇ~
排卵するなぁ~
っていう矛盾する状況を薬の力を借りて作り出し
「採卵」して「顕微授精」へを進みました
執刀医?主治医?の判断では
エコーで見る限り大きく成長しているので
一般的には生理開始日から○日目に採卵するんですが
△日目(上記○日より1~2日早め)に採卵しましょう
と言われてしたがったものの…
いざ採卵してみたら
採卵できた10個の内成熟してるのは1個
未成熟で使い物にならないのが3個
未成熟ながら培養して可能性がありそうなのが6個…
この時点で…
あんだけ痛い…しんどい思いしたのに
「1個」しか成熟してないなんて…
こんなんだったらちゃんと
「○日目」で採卵した方が良かったんじゃ
折角手術して精子は採取できたのに…
って相当凹まされたようです
唯一の救いは「成熟卵が1個採れた」という事実…
培養した上で「2個を受精」させ…
数日後にその結果を聞くも
「卵割が途中で止まり退化」し始めてきたので培養終了
という悲痛な結果に終わりました
1回目の採卵で成功するのは3割…
その中には入れなかった訳か…
それが精一杯の納得する為の拠り所です
そりゃ…
3回目…4回目…7回目でやっと成功した
っていう記事も散見するので
「1回目で諦めないで…」
なんて声を掛けられますが
「上限8回分」ってのも無視できないところです…
某の精子は8個の容器に分けて保存されているわけですが
1回の受精で1個ずつ使う
とも限らないようです
精子は「温度変化」に弱いところがあるので
常温から「凍結温度」に一回下げられ…
受精の際には凍結温度から「常温」に上げられることで
2回の温度変化を経た精子の生存率は
3~50%などと言われています
その中でも「活きが良いもの」を選んで受精させるわけですが
対象となる卵子(成熟した卵子)が複数ある場合は
1回の体外受精で「2個以上の精子」を使う場合もあるようです
現状では「1回に1個」しか使っていませんが
今後「あと7回挑戦できる」とは限らないのです
「回数が減る」というリスクが常に存在するわけです
「もう一度顕微鏡下精巣内精子採取術受けたら良いやん」
なんていう感覚を抱かれようなもんなら
「はぁ状況分かって言うてんのかボケッ」
としか思えません…
「採取できそうな部分全てにメスを入れた結果8回分確保できた」
わけで「もう次は無い」っていうのが
某の置かれている状況です
それにもう一つ立ちはだかる壁が
費用面です
諦めないでもう一回挑戦したら…
って励ますつもりで散々声かけして貰いましたが…
1回目の体外受精が終わった段階で
100万以上の治療費が掛かっています
去年だけで診察と「精索静脈瘤」の手術で約20万円
今年に入ってからも
「顕微鏡下精巣内精子採取術」の手術で約33万円
採取できた精子の保存料と手数料として約8万円
採卵に至るまでに投与する薬剤代として約3万円
採卵手術費用と受精卵の培養などで約36万円…
これとは別にその都度前後で診察も受けているので
ざっと100万以上もの大金を短期間に費やしたことになります
この状況を知った上でも
「あと7回は頑張れるやん」
って台詞が言えるのはよっぽどのお馬鹿ですな
当事者にしてみれば…
やりたくても出来ない
ってのが現状です
ましてや…
何十万と捻出して…
尚且つ痛い思いを何日間も繰り返して
結果が伴わない状況を簡単に受け入れられますか?
努力が足りないからや…
んなもん努力云々で何とかなるもんちゃうやろ
2回目の体外受精…
はい…約40万
どこにそんな大金有るんだよ
またあの痛い思いをしなければならないのか
んで…また結果が出なかったらどうすんだよ
遣り切れなさや臆する気持ちは
理解するつもりは味わえて貰えたとしても
共有して貰うことは叶わないと思います
少しでも理解して貰えるだけ有り難いことなんですけどね…
不妊治療の「ふ」の字と縁の無いことが
どれほど羨ましいことか
「無い物ねだり」で欲呆けているのかも知れませんが
動物としての本能である
「自分の遺伝子を残す」
ってことすら簡単に叶わない某からすれば…
「愛育」が出来ない奴が子を授かるってのは
なんでやねん
としか思えないです
「普通」ってなんなんですかね…
こんなもん「相対的に見て多数派」ってだけで
それが必ずしも「正しい」とは限りませんやん
加えて「自己都合」による誇張表現も混じった
子供が使う伝家の宝刀「みんなそやもん」ってのも
「まやかしの多数派」であって「正しい」とは限りまへんやん
「普通≒当たり前」なんていう感覚でも使われますけど
それすら「相対的」な判断によるもので
「絶対的に正しい」とは限りまへんがな
でも…
とは言え…
目に入る殆どの夫婦が出来ていることが
出来ないこの辛さ…歯がゆさ…やりきれなさ…
「当たり前のことが普通に出来ない」
ってのはその当事者になってみないと
分かって貰えないでしょうね
逆に…
某と同じように「顕微鏡下精巣内精子採取術」を受けたけど
精子を採取できなかったと言う人の気持ちは
某自身ある程度理解することは出来ても
その人と同じ感覚には成れないでしょうし
その人からすれば某の結果は疎ましく思えることでしょう
だからといって…
某より恵まれている人に対して
「噛みつこう」とは基本思いません
ムカつく切っ掛けのセンサーは
感度良好になってしまうかも知れませんが
そのセンサーが反応したとしたら
自ら距離を取って関わらないようにするだけです
我が子に躑躅の蜜の吸い方を教えてたら
喜んで幾つも公園の躑躅を摘んで吸ってました
なんて記事を上げたら
公園にあるモノは公共物だから器物損壊だ
って謎めいた正義を振りかざして
噛みつくようなことはしません
こんな奴は「人間として馬鹿」としか思えないので
そんな人間と「同じ側」には立ちたくありません
皆一様に何かと悩み事なり腑に落ちない事なり
ストレスを抱えたり嫌気が差したりすることがあるかと思いますが
色んなことを細分化して
その一つを断片的にでも引き合いに出して
某の境遇と比べて貰うことで
あ…この部分はまだ自分の方がマシか…
って思えて貰えて…
少しでも気持ちを楽にして頂くことが出来れば幸いです
過去記事の最後にも加えましたが…
今回の記事内容に関しても
「同情」して貰うつもりは一切ありません
まさに…
同情するなら金をくれっ
って感じです
ただ…
なにもしないで手をこまねいて…
あぁ~だこぉ~だと責任転嫁したり
僻んだり嫉んだりばっかりしてると
某の根性自体が腐って人間的に糞になりそうなので
最後まで思いっきり抗ってやります
まずは…
最近カーテンレール上のスペースに祀った
「なんちゃって神棚」に挨拶しまくることから始めてます
子授・安産の御利益で有名な「梅宮大社」のお札も祀ってありますからね
次に…
「子宝」の社を巡りますか
「授かり飴」も入手済みなので舐めますか
まだまだ抗う術は一杯あるどぉ~
無神論者を返上するつもりはありませんけど
そして…
今ある「普通」の事に細かく目を向けてみてください
四肢満足にある…指が5本ある…
家がある…電気が使える…
学校に通える…勉強することが出来る…
水が飲める…おやつがある…
ご飯が食べられる…話す相手が居る…
喧嘩する相手が居る…寝るところがある…
趣味に勤しめる…働ける…
親が居る…子供が居る…
そして…今を生きていられる…
数多の当たり前のことが満たされない人も居るのです
当たり前になるとその状況なり対象に
感謝の念を抱くことすら忘れてしまうと思います
当たり前のことがどれだけ有り難いことか…
当たり前が当たり前で無くなってから気付いても遅いんです
今ある当たり前や普通と感じていることに感謝して下さい
当たり前のことに目が向けられなかったり
普通のことに感謝が出来なかったりすると
隣の芝生が青く見えて僻みや妬みを抱いたり
今の状況に不満を抱いたりして
精一杯頑張ることに背を向けてしまいがちです
特別なことに感謝するのは切っ掛けがあるから簡単です
切っ掛けが無いことにも目を向けてホッとして
感謝してみて下さい
如何に幸せが身近なところにあるか気づけるはずです
幸せセンサーの感度は良好ですか?
では今回はこの辺で
りょ〜さん
こんにちは!^^
「如何に幸せが身近なところにあるか気づけるはずです」
その通りですよね。
平凡な生活が如何に幸せなことのか、気付がつかないといけませんね^^
by kiyokiyo (2017-06-22 18:09)
何でもないようなことが一番の幸せと思います(^_-)-☆
幸せセンサーは毎日バッチリ感度良好です(^^♪家に帰れば妻と娘が出迎え、温かい家庭だと思います!
by トレンダー櫻井 (2017-06-22 22:14)
私は6年前の火災で長男が障がい児となり
「普通」であったそれまでがいかに幸せだったかに
気づかされました。
by いっぷく (2017-06-23 10:00)
kiyokiyoさん☆
コメント有り難うございます♪
毎年「中二病」を患う若者を相手にしているので,何かにつけて「親に感謝せぇ~!」ってなるように説教してますσ(^◇^;)
今は分かって貰えなくても,5年後…10年後…でもいつか分かって貰えればいいかな…って思いながら接してます☆
by りょ〜さん☆ (2017-06-23 15:53)
トレンダー櫻井さん☆
いつもコメントありがとうございます♪
ロードの歌詞みたいですね♪幸せセンサーは感度良好☆良いことじゃないですか(o^^o)「おかえり~」「ただいまぁ~」のやりとりにホッとするのは歳を重ねてからですね( ̄。 ̄;)反抗期では母上の「おかえりなさい」を何度無視したことか…(^0^;)
by りょ〜さん☆ (2017-06-23 15:56)
いっぷくさん☆
コメントありがとうございます♪
それにまつわる記事を幾つか拝読しました。
サポートっぷりには感服しています。
by りょ〜さん☆ (2017-06-23 16:24)
お金はいかようにして使うかだとは思います。
無いものは使えませんがあるのであれば後悔しない使い方
大切なのは使うべき時にきちんと使う、だと思います。
次第に健康から遠ざかり始めた昨今、つくづくそう思います。
by 追いかけっ子 (2017-06-27 13:29)
追いかけっ子さん☆
いつもコメントありがとうございます♪
数万円はすぐに何とかなっても数十万円はすぐには用意できませんからね(×_×)使うべき時に無いんですから困ったもんです(;゜ロ゜)
後悔しない使い方も難しいですが…使いたくても手持ちが無くて使えないもどかしさも辛いです…
by りょ〜さん☆ (2017-06-27 18:44)