授業時間数増加

「ゆとり教育」の間違いから３０年
平成２３年から
「授業時間数増加」するみたいです

小学生は６年間で２７８時間増
中学校は３年間で１０５時間増
のようです

教科ごとの細かい振り分けは
教育委員会や各学校に委ねるみたいですが
１０％程度の時間増で取り戻せるつもりなんでしょうか

時間増と言っても
国公立の小中学校の話で
私立とはまだまだ時間数に隔たりがあります

根本的な部分で
「勉強」から離れた大人ばかりが集まって話して
どうたらこうた言うのも必要かもしれませんが
勉強しなければならない「子供」本人から
勉強する時間を奪い続けるのは
「勿体ない」以外無いと思うのですが

「詰め込み教育」への批判
が発端での「ゆとり教育」でしたが
色々な知識や経験を積み重ねることで
「臨機応変な」または「的確な」「機転の利いた」判断
が出来るようになると思います

「勉強が出来る頭の良さ」
が全てではないとは思いますが
知識も経験も中途半端なままで
嫌なことから逃げ通して
楽な方向へ逃げ続けてしまったばかりに
「人間としての頭の良さ」
をも見失ってしまった若者が増えてきた様に思えます

色々なことに対して
「知らぬ」「存ぜぬ」で
周りに判断を委ねてしまい
自ら判断し
切り開いていくことを「知らない」のではないでしょうか
或いは
「無菌状態」で大切に育てられ過ぎたから
「未知の不安」を拒絶してしまい
判断できないようになってしまっているのではないでしょうか

「かわいい子には旅をさせろ」の意味を
取り違えている親が多いようです

今でこそ偉そうに生徒に言ってますが
某はよく親から
「若いときの苦労は買ってでもしろ」
「勉強のし過ぎで死んだなんて聞いたことない
テスト前くらい死ぬ気で勉強してみ」
などと言われて
叱咤され続けましたが
素直には聞く耳を持っていなかったですね

ただ…
周りから馬鹿にされたくないとの理由だけで
勉強はしてましたけど

今思えば
もっと勉強しておけばと思う毎日です