見当が付けられない!? [教育]
平成の子って頭が固いのか
それこそ学力の低下なのか
色々な知識を組み合わせて使う
ってことが出来ないんですよねぇ~
算数・数学の知識が
理科の計算ではすっかり飛んじゃってます
例えば…
恐らく中学2年の末頃に学習するであろう
「飽和水蒸気量」「湿度」に関する問題で…
12.3/19.4×100=
と公式に当てはめることは何とか出来ても
その計算結果があり得なくても
「これ合ってるぅ~?」
って聞いてくるんです
有効数字「小数第1位」と注釈があって
「63.2%」
と答えを出した生徒がいて
ちょっとした計算間違いなだけに
「おしぃ~」
って思わず口に出してしまうと…
「じゃ~これ?」
と言って提示した答えが「63%」
「いやいや・・・小数第1位までやから」
というと「じゃ~これ?」といって
今度の答えは「6%」
えっ
別の生徒が
「これあってるぅ~?」
と提示した答えが「6.33%」
へっ
先ほどの公式に当てはめた式から
大体の値を見当付けてみると…
12.3/19.4 ×100
= (63.4%が正解)
なので…
分子が分母の19.4の
半分である9.7で「50%」なので
12.3は9.7より大きいから
「50%よりも大きな答えが出るはず」
と言う考えはどこへ行ってしまったんでしょうか
初めの答え「63.2%」で惜しかったんだから
計算し直そう
という姿勢は皆無です
計算式から見当を付けた上で
再考し直すということしないので
「おしい」っていう某の言葉から
1回計算して出した値を
なんとかいじくって正解にしよう
っていう直し方しかしないのです
それ故…
「湿度6%」っていう
「超乾燥状態」の計算結果であっても
「おかしいなぁ~」
っていう感覚を抱かないようです
同じく理科分野ですが…
「運動とエネルギー」の単元で出てくる
「速さ」の問題を皆に解かせてみました
「0.4秒で12.4cm進んだこの台車の速さは何cm/秒ですか」
と言う問題でも
「12.4cm」よりも小さな答えの
「3.1cm/秒」
に難の疑いも抱かない生徒が居ます
少数を含む計算が苦手だとしても
「0.4秒<1秒」
と言う概念はどこへ行ってしまったんでしょうか
「0.4秒は1秒よりも小さいんだから
1秒で進む距離は12.4cmよりも
大きくなるはず」
とは考えないんです
数字の持つ意味を考えていないから
計算結果が「3.1cm/秒」となっても
「あれなんじゃこれ…間違ってるわ」
とは思わないんです
計算の難易度で言えば
より難しい計算を数学で解いているはずなのに
文章問題や理科での計算問題となると
自分の答えがあっているかどうか
全く見当が付けられない生徒が毎年います
「答えを急く」「答えの正誤」
のみに意識がいっていて
「考えながら解く」とか
「答えの見当を付ける」などは
軽視されている気がします
理科も数学も国語も他の教科でもそうでしょうが
「何故その答えになるのか?」
と答えを導き出す「過程」に
もっと意識を持って貰いたいモノです
それこそ学力の低下なのか
色々な知識を組み合わせて使う
ってことが出来ないんですよねぇ~
算数・数学の知識が
理科の計算ではすっかり飛んじゃってます
例えば…
恐らく中学2年の末頃に学習するであろう
「飽和水蒸気量」「湿度」に関する問題で…
12.3/19.4×100=
と公式に当てはめることは何とか出来ても
その計算結果があり得なくても
「これ合ってるぅ~?」
って聞いてくるんです
有効数字「小数第1位」と注釈があって
「63.2%」
と答えを出した生徒がいて
ちょっとした計算間違いなだけに
「おしぃ~」
って思わず口に出してしまうと…
「じゃ~これ?」
と言って提示した答えが「63%」
「いやいや・・・小数第1位までやから」
というと「じゃ~これ?」といって
今度の答えは「6%」
えっ
別の生徒が
「これあってるぅ~?」
と提示した答えが「6.33%」
へっ
先ほどの公式に当てはめた式から
大体の値を見当付けてみると…
12.3/19.4 ×100
= (63.4%が正解)
なので…
分子が分母の19.4の
半分である9.7で「50%」なので
12.3は9.7より大きいから
「50%よりも大きな答えが出るはず」
と言う考えはどこへ行ってしまったんでしょうか
初めの答え「63.2%」で惜しかったんだから
計算し直そう
という姿勢は皆無です
計算式から見当を付けた上で
再考し直すということしないので
「おしい」っていう某の言葉から
1回計算して出した値を
なんとかいじくって正解にしよう
っていう直し方しかしないのです
それ故…
「湿度6%」っていう
「超乾燥状態」の計算結果であっても
「おかしいなぁ~」
っていう感覚を抱かないようです
同じく理科分野ですが…
「運動とエネルギー」の単元で出てくる
「速さ」の問題を皆に解かせてみました
「0.4秒で12.4cm進んだこの台車の速さは何cm/秒ですか」
と言う問題でも
「12.4cm」よりも小さな答えの
「3.1cm/秒」
に難の疑いも抱かない生徒が居ます
少数を含む計算が苦手だとしても
「0.4秒<1秒」
と言う概念はどこへ行ってしまったんでしょうか
「0.4秒は1秒よりも小さいんだから
1秒で進む距離は12.4cmよりも
大きくなるはず」
とは考えないんです
数字の持つ意味を考えていないから
計算結果が「3.1cm/秒」となっても
「あれなんじゃこれ…間違ってるわ」
とは思わないんです
計算の難易度で言えば
より難しい計算を数学で解いているはずなのに
文章問題や理科での計算問題となると
自分の答えがあっているかどうか
全く見当が付けられない生徒が毎年います
「答えを急く」「答えの正誤」
のみに意識がいっていて
「考えながら解く」とか
「答えの見当を付ける」などは
軽視されている気がします
理科も数学も国語も他の教科でもそうでしょうが
「何故その答えになるのか?」
と答えを導き出す「過程」に
もっと意識を持って貰いたいモノです
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